配役と役作り
といっても、劇や映画のお話ではありません。(引っ掛けるつもりはなかったのですが、もし結果的にそうなっていたらごめんなさい)
組織の中では、推薦や立候補といった制度も勿論あるのでしょうが、おおよそ半自動的に配役がなされていて、基本的には平凡であるか非凡であるかは別として用意されているパターンの方が多く、その役割は務めることが前提となっているのではないでしょうか?
たとえばそれは、生まれたその瞬間から誰かの「娘」「息子」、入学すれば「学生」「生徒」、社会にでれば「社会人」「会社員」etcetc...といった具合に、です。
「子供」だったのが、時を経て「大人」になり、誰かの「母」「父」になったり、
「小学生」が「中学生」「高校生」・・・と進学していくとき、
「会社員」から「派遣社員」になったり、と
時折、この役割が突然にガラリと変わったしまった様に思えることがあります。
ここで誰かの「母」「父」になったときにスポットをあてて掘り下げてみます。
「親」になった瞬間から、育てられる側から育てる側へ移行しているというのもひとつの事実です。
では、誰かの「娘」「息子」であるという点に何か変化があったでしょうか?
理由は別として、親がいなくなった(いなかった)としても血縁的にその親の「娘」「息子」であるという点は、変化のない事実です。
また、夫婦生活をしていれば、誰かの「妻」「夫」であるという点も事実でしょうし、離婚していれば「バツ○」という役も事実としてそこに存在するでしょう。(*「彼女」「彼氏」「フリー」という役もありますね)
(改めて考えると)そのとき、その状況において自分の中でそれぞれの役割の比率が変わっているように思いませんか? また、他にも「友人」「同級生」「同僚」「上司」「部下」「ライバル」と、もっとたくさんの役を併せもっている場合がほとんどでしょう。
ここで質問です。(*順番に1つずつ考えてみてください。)
- 1)
- どんなときの役割が好きですか?
- 2)
- 何があるからその役割が好きなのでしょう?
- 3)
- その理由を考えられるだけ挙げてみて下さい。
さて、どんなことをあなたは思ったでしょう?
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